今数ある洋酒の中でも「ジン」が世界的にブームと言われています。
みなさんは「ジン」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
きっとマティーニやジントニックなど、ジンを使用した“カクテル”を思い浮かべることでしょう。
ブームのお酒とはいえ、バーで使われるお酒として気軽なイメージがないため、自宅で飲むにはハードルが高いと思っている人が多いかもしれません。
しかし実は、ジンは家でも気軽に楽しめるお酒。
そこで本記事では、ジンを自宅で気軽かつスタイリッシュに楽しむ方法をご紹介していきます。
今ブームのお酒「ジン」はウイスキー並みに奥が深く、自宅でも楽しめる
あまりにも“カクテル”のイメージが強いジンですが、実はジンはとても奥が深く、面白いお酒です。
そもそもジンとは、ベースのスピリッツ(お酒)にハーブや果皮、スパイスなどの「ボタニカル」を数種加え蒸留し風味づけされたお酒。
ジュニパーベリーの使用は必須ですが、他ボタニカルのレシピは各銘柄様々で、その香りは華やかで香り高いのがジンの特徴です。
特に昨今のジンブームを牽引しているこだわり派のジン「クラフトジン」は、香り、味、製法、ボトルデザイン、どれを取っても個性的な銘柄が多く、とても奥が深いお酒と言えるでしょう。
「でもジンに多くの銘柄があるのだろうか?」と思うかもしれませんが、今やジンは世界に約6,000もの銘柄が存在すると言われています。
日本においても、数百種の個性豊かなジンを味わうことができます。
要するにジンは、ウイスキーと同じように嗜好性が高く、こだわりがいがあるお酒なのです。
これは、ウイスキーがそうであるように、自宅にて一日の疲れを癒すお酒としても楽しめることを意味します。
意外と気軽にイケる!自宅でジンを楽しむ方法・飲み方
ジンが自宅でも楽しめるお酒だとわかったところで、楽しみ方、つまりは飲み方はどのような方法があるのでしょうか?
ここでは、専門的な器具やテクニックがなくとも、自宅でジンを美味しく味わえる飲み方をご紹介します。
いずれも誰でも簡単にできる飲み方ですが「ジン」というだけで、いつもとは違う、オシャレな晩酌タイムとなります。
- 定番はジントニック
- 実はロック・ストレートも
- ボタニカルを加えてみる
- ビールさえあれば「ドッグズノーズ」に
それぞれ詳しく見ていきましょう。
やはり定番の飲み方はジントニック
ジンの定番カクテル「ジントニック」
多くの人が一度は飲んだことがあるカクテルですが、“お店で飲むお酒”とイメージしている人が多いかもしれません。
ですがジントニックは、ジンをトニックウォーターで割っただけの超シンプルなカクテル。
トニックウォーターは酒屋はもちろん、多くのスーパーでも売っています。(もちろんAmazonも)
ジンを買うついでにトニックウォーターを揃えておけば、あとは氷を入れたグラスにジンとトニックウォーターを注いで完成です。
分量は、一般的にジン1:トニック3〜4前後とされていますが、ジントニックの作り方に正解はなく、自分の好みに合わせて作るのが良いでしょう。
お店のジントニックのようにライムを搾り落とすのもオススメです。
ちなみに、ベースのジンが変われば当然完成品のジントニックの味も変わります。
つまり、それだけジントニックも奥が深く、こだわりがいがあるのです。
実はジンはロック・ストレートでも美味しい
カクテルのイメージがあまりにも強いジンですが、実はそのまま飲んでも美味しいお酒です。
冒頭でも述べたようにジンはとても華やかで香り高いお酒。
香りが味と密接な関係にあるのは周知の事実で、香り=味と言っても過言ではありません。
要するに香りが良いジンは、そもそも味もよく、ロック、ストレートといったようにそのまま飲んで美味しいのです。
特に個性派であるクラフトジンは、各銘柄香りが特徴的で、味わい深く、ウイスキーのようにじっくり嗜めるものが多くあります。
ボタニカルを加えてアレンジ
ジントニックにしろ、ロックにしろ、ライムやジュニパーベリーなどボタニカルを加えてみると、ひとたびオシャレに、そして美味しく仕上がります。
ライムを加えればシトラスの爽やかな風味がプラスされ(もちろんレモンでもOK)、ジュニパーベリーやローズマリーを加えればハーバルな風味がプラスされます。
ボタニカルをそのまま加えるだけなので簡単な上、それらはよくスーパーでも売っているものです。
見た目以上に実は気軽に試せる飲み方なのです。
ちなみに、ジントニックにキュウリスライスを加えてみるのもオススメ。
(実はキュウリはジンと相性が良い)
ビールさえあれば「ドッグズノーズという飲み方も
あまり知られていないのが「ドッグズノーズ」という飲み方。
ビールにジンを少し垂らす、という飲み方ですが、ビールの香りの元である“ホップ”は、ジンのボタニカルとして使用されることもあるもの。
つまり、ビールの香りとジンの香りには共通点があり、ジンとビールの相性は実は良いのです。
ドッグズノーズは誰でも簡単にできる飲み方で、ビールがかなり香り高くなり、飲みごたえが増します。
クラフトジンとクラフトビールで作る「クラフト・ドッグズノーズ」なら、組み合わせや香り・味の幅が広がり、より楽しめるでしょう。
まとめ
ジンは“カクテルのお酒”としてだけでなく、ジンそのものに大きな魅力があり、まるでウイスキーのように自宅で気軽に楽しむことができます。
定番のジントニックはもちろん、ロック、ストレート、それにボタニカルを加えてみればより満足感を得られるでしょう。
いずれにせよ、日常自宅で嗜むお酒がジンに変わるだけで、オシャレで上質な時間を送ることができます。
その香りの良さに一日の疲れも癒されることでしょう。
ぜひ自宅でもジンを楽しんでみてください。
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