今、大きな盛り上がりを見せている国産ジンの中でも、廃棄される酒粕を再利用したクラフトジン「LAST」などをリリースし、話題となっているエシカル・スピリッツ社。
東京・蔵前に新たなる蒸溜所「東京リバーサイド蒸溜所」のオープンを決め、それに際したクラウドファンディングでは、達成率330%を超え1,000万円以上の支援を集めるなど、大きな期待を寄せられている造り手でもあります。
そんなエシカル・スピリッツによる新たなるジン「REVIVE from NINJA」が12/1に発売!
⇒東京・蔵前にジンの蒸溜所がオープン!エシカル・スピリッツ社が「東京リバーサイド蒸溜所」を開設
お茶のスタートアップと提携して手がけるジャパニーズ・ティー・ジン
“サスティナブル(持続可能性)”という言葉に注目が集まっている昨今。
これまでにエシカル・スピリッツ社は、廃棄されるはずだった酒粕を提携する酒蔵から仕入れ、それを蒸溜することで出来上がったスピリッツをベースとしたクラフトジン「LAST」や、コロナ禍で余剰になってしまったビールを再利用したジン「REVIVE(第一弾)」を手がけるなど、「再生」と「循環」をテーマに、エシカル(環境保全や社会貢献など倫理的な活動)でサスティナブルな取り組みを行なってきました。
そんな造り手が新たに世に送り届ける「REVIVE from NINJA」は、「TeaRoom」との提携のもと造られるジャパニーズ・ティー・ジンです。
TeaRoomは、茶葉の生産や耕作放棄地の活用に精力的に取り組むお茶のスタートアップ。今回は、同社の一般的に廃棄される茶の木の幹を使用した古木茶と、 上質な煎茶を、香り付けのボタニカルの軸に。その他にも摘果すだちや茗荷の茎などの和素材も使用するとのことで、その仕上がりは「茗荷、 スダチ、 煎茶の個性ある香りをカモミール、 古木茶の甘い香りが包み込み、 口に含むと非常にまろやかな酒質」とのことです。
福祉実験ユニット・ヘラルボニーとのコラボラベル
「REVIVE from NINJA」は、鮮やかなラベルデザインも特徴的。
実は今回のデザインは、 「異彩を、 放て。 」をミッションに掲げ、 福祉を起点に新たな文化を創る、福祉実験ユニット・ヘラルボニーとのコラボレーションによって制作されたもの。
「障害者」という存在を「異彩」と再定義するヘラルボニーは、さまざまな異彩を、さまざまな形で社会に送り届けるべく、福祉施設に所属する方たちをアーティストとして、その作品とともに世に送り出しています。
今回のデザインは、八重樫道代さんの作品「おりがみ(るんびにい美術館)」をもとに制作。異彩なアーティストによる作品をジンのボトルラベルとして再生させています。
酒粕を再利用し、廃棄される素材由来の古木茶をボタニカルとして活かしたその中身といい、エシカル・スピリッツ社ならではのジンだと言えるでしょう。
詳細
「REVIVE from NINJA)」
販売: 公式通販サイト
( https://shop.ethicalspirits.jp/products/revive-from-ninja )
価格: 5,000円 (税抜) *希望小売価格
アルコール度数: 45度
容量: 375ml
製造場所: 千代むすび酒造
ボタニカル: ジュニパーベリー、 摘果すだち、 茗荷の茎、 古木茶、 コリアンダーシード、 アンゼリカルート、 煎茶、 カモミール
※原料供給者: 煎茶・古木茶(TeaRoom / THE CRAFT FARM)、 摘果すだち(里山みらい)
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