オルメカのプレミアムテキーラシリーズがついに日本上陸!

新発売プレミアムテキーラ

テキーラ好きの方以外にもよく知られている人気の銘柄「オルメカ」
これまで日本ではプレミアムテキーラ(原料がアガベ100%)の展開がなかったオルメカですが、ついに日本でも輸入、販売されることが決まりました。
そのシリーズ名は「オルメカ・アルトス
本記事ではこのオルメカ・アルトスについて、基本情報とその魅力をご紹介していきます。

オルメカとは?

オルメカとは、ハリスコ州ロスアルトス地方にあるオルメカ蒸留所で作られるテキーラ銘柄です。
巨大蒸留酒メーカーであるペルノリカール社が所有する銘柄で、クエルボやサウザと並び日本でもとても人気があるテキーラです。

銘柄名となっている「オルメカ」とは、メキシコの古代文明のことで、巨大な石像などで知られています。
それにちなんだこのテキーラでは、その石像がラベルに描かれており、このテキーラのシンボルとなっています。

現在日本に輸入されているオルメカはミクスト・テキーラ(原料がアガベ100%ではない)ですが、一般的なミクスト・テキーラと比べて、スムースな口当たりで飲みやすいことから人気を得ています。

日本でのラインナップは主に3種類あり、いずれもミクスト・テキーラです。
オルメカ・ブランコ、オルメカ・レポサド、そして1年半熟成させたエクストラ・エイジドがあります。

オルメカのプレミアムシリーズ「アルトス」とは?

オルメカの「アルトス」シリーズとは、厳選したブルーアガベだけを使用して作られる100% de Ageve(俗に言うプレミアムテキーラ)で、同銘柄の上級シリーズに当たります。
2009年に誕生したシリーズで、テキーラの専門家で世界トップレベルのバーテンダーでもある、ヘンリー・ベサントとドレ・ マッソと、オルメカの蒸留所長であるヘスス・ヘルナンデスとのコラボレーションによって誕生しました。
そのため「バーテンダーによるバーテンダーのためのテキーラ」とも言われており、公式グローバルサイトでは多くのプレミアムカクテルのレシピが公開されています。

その主要ラインナップは、熟成なしのシルバーテキーラに値するブランコと、6〜8ヶ月間熟成させたレポサドです。
他に18ヶ月熟成のアネホがありますが、こちらの日本での輸入解禁はまだのようです。

いずれのラインナップも、オルメカ特有のスムースな口当たりがありつつ、厳選されたアガベによって甘みがさらに増し、リッチな味わいとなっています。

ちなみに…
アメリカでは代表的なテキーラカクテル「マルガリータ」の人気がとても高く、近年ではプレミアムテキーラをベースに使用した「プレミアム・マルガリータ」なるものが人気を集めています。

アメリカで大人気のアルトス、満を時して日本上陸

2009年にすでに誕生していたオルメカ・アルトスですが、テキーラの最大消費国であるアメリカ(※)での人気が特に高く、発売以降驚異的な成長を見せているとこのとです。
味の良さだけでなく、プレミアムテキーラでありながら比較的安い値段であることも人気の一因となっているようです。

そんな人気のオルメカ・アルトスが、ペルノリカール・ジャパンの元ついに日本でも正規輸入がスタートし、2017年2月6日にリリースされました。
前述のように、今回の輸入解禁となったのは「ブランコ」と「レポサド」の2種類ですが、売れ行き次第では「アネホ」も加わるかもしれません。
ちなみに、ブランコ、レポサドともすでにAmazonなどで購入できます。

日本でも人気の銘柄でありながら、これまではプレミアムテキーラの正規販売がなかったオルメカですが、これでようやくプレミアムなオルメカを楽しめるようになります。

Economistより

まとめ

プレミアムテキーラの日本での人気は、今後さらに拡大していくことは間違いありません。
これまでパトロンやクエルボ1800などのプレミアムテキーラを飲んできた方や、これからテキーラを覚えたいと思っている方は、まずはぜひ試しに飲んでみることをおすすめします。

気になった方は、ぜひAmazonや公式サイトなどチェックしてみてください。
オルメカ・アルトスは、日本にもファンが多いオルメカのプレミアムシリーズということもあり人気必須のシリーズです。

テキーラファンの筆者としては、今後の売れ行きに目が離せません。
それでは以上、「オルメカのプレミアムテキーラシリーズがついに日本上陸!」でした。

参考サイト:アルトス・グローバルブランドサイト
参考文献:WANDS 2017年2月号 ウォンズ・パブリシング・リミテッド発行

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、ジン専門書籍やテキーラメディアなど外部酒類メディアの執筆協力の他、イベントの企画運営にも携わる。(ただの酒好き)

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