気軽に超本格的なカクテルを体験!“東京カクテル7デイズ”をレポート

気軽に超本格的なカクテルを体験!“東京カクテル7デイズ”をレポート

本格的なカクテルや、バーを楽しむ層は以前に比べ広がりを見せています。
そんな中、「進化するクラフトカクテル」を体験できるイベント、「東京カクテル7デイズ」が5/18(金)〜5/27(日)まで開催されました。

LiquorPageでは、メイン会場である「ヴィレッジ(エコファームカフェ 632)」への取材を敢行。
当記事では、その際の様子をレポートしていきます。
記事下部には写真ギャラリーを設置!

そもそも“東京カクテル7デイズ”って?

エコファームカフェ 632

メイン会場となった原宿のエコファームカフェ 632。

「東京カクテル7デイズ」とは、バーカルチャーやカクテルの今を発信するメディア「ドリンクプラネット」が主催するカクテルイベントで昨年に続き2回目の開催となります。
ヴィレッジと呼ばれるメイン会場には、有名酒類ブランド8つのポップアップバーが登場し、カクテルパスポートさえ購入すればこれらのクラフトカクテル8つをタダで堪能でき、イベント参加店である東京のバー66店舗では、トップバーテンダーが創作した特製カクテルを特別価格の1,000円で体験が可能!
最先端クラフトカクテルを気軽に体験でき、上級者でないと難しいバーホッピング(バーのハシゴ)も気軽にできます。

カジュアルながらも本格的な、新しいスタイルのカクテルの祭典、それが「東京カクテル7デイズ」です。

公式HP:https://cocktailbar.jp/7days

メイン会場・ヴィレッジに潜入!

東京カクテル7デイズは、原宿の「エコファームカフェ 632」がメイン会場。
会場に入ってみると有名酒類ブランド8つのポップアップバーが予想以上に大々的に設置されており、イベント感が満載。美味しいカクテルを求める多くの人で賑わっていました!

会場内の様子

会場内は多くの人で賑わっていた。

入り口すぐにある、人気のプレミアムウォッカ「グレイグース」のブースにはバリスタ世界チャンピオンの粕谷哲さんが立ち、コーヒーを使用した、エスプレッソマティーニなどのカクテルが提供され、イベントならではの貴重なカクテルを堪能できました。
人気のプレミアムジン「ヘンドリックス」のブースでは、近年人気を集めるバジルスマッシュなどのカクテルが提供され、麹を使った日本のボタニカルスピリッツ「TUMUGI」のブースでもユニークなカクテルが提供されました。
各ブース、トップバーテンダーらによる、イベントとは思えない趣向を凝らしたクラフトカクテルが振る舞われました。

プレミアムウォッカ・グレイグースのブースにて

ブースに立つのはバリスタ世界チャンピオンの粕谷哲さん(手前)。

一方、会場の中庭には「マルシェ」と呼ばれるブースが登場し、並べられた色鮮やかなハーブを自分で選べ、それを加えた見た目が美しいSNS映えするカクテルが提供されました。
みな一様にカクテルを写真に収めており、きっとSNSにもアップしていたことでしょう。

マルシェのブースにて

色鮮やかなハーブやボタニカル(草根木皮)などが並べられた。

ワークショップでは実際にカクテル作りを体験!

東京カクテル7デイズ・メイン会場のコンテンツは上記だけではありません。

セミナー・ワークショップも随時開催されており、筆者はボルスのワークショップに参加。
こちらではボルスのリキュールを使ったカクテル作りを実際に体験することができ、メーカー担当の方のレクチャーを受けられることもあって、初めてカクテル作りに挑戦する方など、多様な方が楽しんでました。

ボルスのワークショップにて

実際に自分でカクテル作りを体験。もちろんカクテルは自分で堪能できる。

実際にレクチャーを受けてカクテル作りを体験できる機会は意外と少なく、貴重な体験だったことは間違いありません。

多様な層に受け入れられるバーカルチャー

今回、東京カクテル7デイズ・メイン会場を取材してみて感じたのが、会場の雰囲気など全体的にカジュアルで、業界関係者やバー愛好家が多い洋酒のイベントにあって、若い方や一般の方が多く見受けられたこと。
関係者によれば、イベント参加店のバーに訪れた方も同様だったようです。

若い層や不慣れな方にとってバーは、“オトナの社交場”感が強く、入りづらいものとされてきました。
しかし近年はバーは進化をとげ、そのイメージは変わりつつあります。

実際バーのカルチャーは限られた層のみのカルチャーではなく、本来は誰にとっても身近なもの。
ぜひ気軽にバーを体験してみてほしいと思います。

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

関連記事

  1. 世界No.1ウルトラプレミアムバーボン「エンジェルズ エンヴィ」が日本上陸!特徴とおすすめの飲み方を解説 世界No.1ウルトラプレミアムバーボン「エンジェルズ エンヴィ」…
  2. 和と洋の良さをあわせ持つ新時代の泡盛「尚」、その誕生ストーリーと特徴に迫る 和と洋の良さが合わさる新時代の泡盛「尚」、その誕生ストーリーと特…
  3. テキーラを使った驚くほど美味しいカクテル「パローマ」は一度は味わっておくべき テキーラを使った驚くほど美味しいカクテル「パローマ」は一度は味わ…
  4. トップバーテンダーが手がける“クラフト・ジントニック”のための蒸…
  5. 「東京カクテル 7 デイズ 2019」レポート 〜 最先端のクラフトカクテルをカジュアルに体験 「東京カクテル 7 デイズ 2019」レポート 〜 最先端のカク…
  6. 2021版・世界のバーで人気の“ジンカクテル”ランキングTop13 - 1位はやはり“あの”カクテル! 2021版・世界のバーで人気の“ジンカクテル”ランキングTop1…
  7. クラフトカクテルを気軽に楽しめる一大イベント「東京カクテル 7 デイズ 2019」が開催!4/20-29まで クラフトカクテルを気軽に楽しめる一大イベント「東京カクテル 7 …
  8. マルガリータの日 2/22は「マルガリータの日」世界的テキーラカクテルをみんなで楽…

おすすめ記事

広島市・ベネチア市 友好協力記念!「SAKURAO GIN」と「MARTINI」を使ったカクテルプロモーションを開催! 広島市・ベネチア市 友好協力記念!「SAKURAO GIN」と「MARTINI」を使ったカクテルプロモーションを開催!

水の都として世界的に知られるイタリアのベネチア市、そして中国地方最大の都市・広島市が友好協力関係にあ…

日本一のバーテンダーと行くロンドン・バー巡り - 旅でかきたてられた創造力とは?その集大成カクテルもご紹介 日本一のバーテンダーと行くロンドン・バー巡り – 旅でかきたてられた創造力とは?その集大成カクテルもご紹介

新たな発見や想像しえないインスピレーションを得られるのは、旅の大きな醍醐味の一つ。日本一のバーテ…

日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』後編 - こだわりの蒸溜法と最先端のサスティナビリティとは? 日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』後編 – こだわりの蒸溜法と最先端のサスティナビリティとは?

『ボンベイ・サファイア プレミアクリュ』のカクテルコンペティションで日本一に輝いた加藤晋悟さん(TH…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP