5. ウイスキサワー / Whisky Sour
ウイスキー45ml、レモンジュース20ml、砂糖1tsp、オレンジ、チェリー
酸味を活かしたサワー系カクテルの代表格として人気のウイスキーサワー。昨年の3位からやや後退してしまったものの人気は健在。伝説的なバーテンダー、ジェリー・トーマスが1862年に著書にて公開したのが始まりとされている由緒あるカクテルです。卵白を使うレシピもあります。
4. ドライマティーニ / Dry Martini
ジン4/5、ドライベルモット1/5、オリーブ
「カクテルの王様」とも称され、日本でも高い知名度を誇る代表的なジンカクテルです。シンプルなレシピながらも作るバーテンダーによって味わいが異なるともされる奥が深いカクテルで、キリリと締まった洗練された味わいが特徴です。
3. ダイキリ / Daiquiri
ラム3/4、レモンジュース1/4、砂糖1tsp
バーシーンにおいては、ラムベースのカクテルとしておそらく最も有名なカクテル、ダイキリ。19世紀後半にキューバで生まれ、文豪ヘミングウェイも愛したとされています。ラムのクリアな甘さとレモンの酸味が活きたフレッシュなカクテルです。
2. ネグローニ / Negroni
ジン30ml、カンパリ30ml、スイートベルモット30ml
世界的なジンのムーブメントも相まり、6年連続で2位の座をキープしている王道ジンカクテルのネグローニ。イタリア生まれのこのカクテルにはカンパリやベルモットなどイタリアに縁深い素材を使用。甘苦く深みを感じさせるハーブ様の味わいが特徴です。海外での人気に押され、日本でも徐々に人気となってきています。
⇒今世界的にブームのカクテル「ネグローニ」特徴、レシピ、魅力をご紹介
1. オールドファッションド / Old Fashioned
ウイスキー45ml、角砂糖1個、アロマティックビターズ1dash、オレンジ、レモン、チェリー
近年のウイスキーカクテル人気を最も象徴しているともされるカクテル、オールドファッションド。なんと6年連続で1位に選出され、今年はランキングの調査対象店の3割以上がベストセールスカクテルとして挙げたとされています。基本的にはアメリカンウイスキーで作るのが王道レシピ。世界的には今やバーの顔とも言えるカクテルで、お店による味わいの違いを楽しむバーラバーが多いようです。
ランキング全リスト (TOP50)
下記の表にて、ランキングの全50カクテルを、ベースなど基礎情報を添えてご紹介。
ちなみに、全カクテルをベース別に分けてみると…
- ジン:16
- ウイスキー:9
- ラム:7
- ウォッカ:6
- テキーラ:3
- ブランデー:2
- リキュールその他:7
上記の結果となり、ジン人気が根強いこと、そしてウイスキーカクテルもまた人気を集めていることが窺えます。
また、思いのほか低アルコールカクテルが健闘しており、近年の世界的な低アルコール化の流れを汲んでいると思われます。
さて、世界のトップバーでの人気カクテルを知ってみて、どう感じたでしょうか?
ランキングの中で気になるカクテルがあれば、バーに出かけて試してみては?
レシピ参考:
2001 THE SUNTORY COCKTAIL BOOK
https://www.liquor.com/
http://cocktailrecipe.suntory.co.jp/
https://www.asahibeer.co.jp/cocktailguide/
⇒世界のバーで人気のカクテル・ランキング TOP50 [2021年版] 〜 レシピ付きでご紹介
⇒世界で最も売れてるジンは?ジン世界売上ランキングTOP8【2019版】
⇒世界で最も売れてるテキーラは?テキーラ世界売上ランキングTOP6【2019版】
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