CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2018 レポート〜それは日本酒の明るい未来を感じさせるイベントだった

craft sake week 2018レポート

近年日本酒はブームと言われ、大小様々なイベントが催されています。
その中でも特に規模が大きく、幅広い層から注目度が高いのが「CRAFT SAKE WEEK」です。

初開催から3年目となる今年、六本木(六本木ヒルズ・アリーナにて4/20〜4/30まで)と仙台(3/21~3/25)で開催され、LiquorPageでは六本木開催の方に取材参加してきました。
当記事では、その際のハイライトや感じたことをレポートしていきます。

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CRAFT SAKE WEEK 2018とは

CRAFT SAKE WEEK 2018

まずはCRAFT SAKE WEEKについて、ざっくりとご紹介。

CRAFT SAKE WEEKとは、元サッカー日本代表の中田英寿さんがプロデュースする日本酒の試飲・体験型の大イベント。
日本酒好きとして知られ、これまでに全国の300以上もの酒蔵を訪問した同氏の「自分好みの日本酒に出会ってほしい」という思いのもと2016年に始まりました。
今回のイベントでは、その同氏がセレクトした約110の蔵元が出店し、“WEEK”とあるように10日前後開催され、各日テーマに沿って出店蔵元が異なるのが特徴です。
また、日本酒に合わせて楽しめる料理を提供するべく、有名レストランが出店しているのも大きな特徴。
入手困難な有名日本酒を手がける蔵元や、予約の取れない人気レストランも出店することから、日本酒ファンのみならず、美食家の方、または流行に敏感な層など多方面から注目を集めています。

他にも、毎年テーマに沿った独創的な会場の演出や、スターターセット(入場セットのようなもの)として提供される本格的な酒器など、CRAFT SAKE WEEKは日本酒を軸に何かと強いこだわりが感じられる一大イベントです。

craft sake weekの日本酒ブースの様子

有名蔵元が多数出店し、ブースには蔵元の方達も立っていた。

〜CRAFT SAKE WEEK 2018レポート〜ハイライトをピックアップ

上記のように素晴らしい規模で強いこだわりのもと開催されるCRAFT SAKE WEEK。
筆者が参加するのは今年が初。
初年度から存在は知っていただけに、取材目的とはいえ胸を躍らせながらの参加でした。

以下で、筆者が重要だと感じたハイライトを振り返っていきます。

竹の回廊やアーティストによるライブなど、今までにない会場の雰囲気

craft sake weekの会場の昼と夜の様子。

会場は昼と夜では雰囲気が異なる。

CRAFT SAKE WEEKは曜日ごとにテーマが異なりそれに合わせて出店蔵元が変わる仕組み。
今回は新政や廣戸川が出店する「東北の日」と、作や来福などが出店する「SAKE COMPETITIIN」の日の2回参加しました。

会場に着くと、まず目に入るのが、竹で出来た大きな回廊。
主催の方に聞くと500本もの竹が使用されているようで、その光景は圧巻の一言。
(両日とも)到着したのが土曜日の昼過ぎだったため、すでに会場は大盛況で用意された席はほぼ満席という状態でした。

また、会場ではDJやアーティストが音楽を奏でており、無音で行われることも多いお酒のイベントとしては異様とも取れる雰囲気でした。
会場のデザインなども含め、まさに非日常の空間でした。

500本の竹で出来た回廊は存在感抜群。

500本の竹で出来た回廊は存在感抜群。回廊の一部は客席として解放されていた。

若年層や海外の方が目立つ、とても幅広い客層

会場内を見渡すと若いの方が目につきます。
これまでの日本酒のイベントでは若い方は少ない傾向があっただけに、ある意味では異様。

特殊な業界の方やモデルと思しき方など、六本木らしい層の方もいれば、土地柄か外国の方も多く来場されていました。
実に幅広い客層だったのですが、聞けばこれは中田さんの思いでもあるのだとか。

超一流の日本酒やレストランの料理を堪能!作り手とも話せる貴重な場だった

筆者が参加した日に出店していた蔵元一覧。

筆者が参加した日に出店していた蔵元。

CRAFT SAKE WEEK一番のハイライトはやはりここ。
名酒はもちろん、名店や有名レストランの料理も気軽に味わえることです。

筆者が参加した日だけでも廣戸川や赤武、作、来福、そして新政など、今をときめく名酒がずらりと並びます。
同じく出店しているレストランも、WAKIYAや器楽亭、ESqUISSEなど名店ばかり。
(イベント最終日にはなんと、幻の名酒、十四代や而今が出店し、予約が取れない鮨屋として名高い三谷やくろぎも出店)

特に秋田の名酒、新政のブースは常に列をなしており、19時前後には予定分が終了という事態になっていました。

また、開かれたイベントでありながらも、ブースには蔵元の当主やスタッフが立っているため、直接話を聞いたり触れ合うことが可能。実際にコミュニケーションをとっている場面が多く見られました。

イベント期間中は十四代や而今など名だたる名酒が提供された。

イベント期間中は十四代や而今など名だたる名酒が提供された。

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まとめ

会場の雰囲気は抜群だった。

会場の雰囲気は抜群だった。

終日大きな盛り上がりを見せていたCRAFT SAKE WEEK 2018。
オープンなイベントでありながらも出店ブランドやレストランがとにかく豪華で、六本木開催ということもあり、若い方を筆頭に実に多様な方が来場されていました。
来場者の方々は皆満足げな様子で、洗練された会場の雰囲気も含め、その空間はまさに非日常。

その様子から、どこか日本酒の明るい未来を感じさせるイベントだったと筆者は感じています。
こういったイベントがたくさん開かれ、SAKEという日本特有のカルチャーがもっと盛り上がって欲しいと願うばかりです。

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小針 真悟
著者:小針 真悟

[LiquorPageオーナー / GINfest.TOKYO運営メンバー] 豊富な現場経験や長年のお酒愛によって、ジンを筆頭にあらゆるお酒の知識を持つ。

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