今世界中で人気沸騰中のジンは、もとよりカクテルのベースとしても人気があり、実に様々なカクテルに使用されています。
近年は、ハーブやフルーツ、スパイスなどを素材のまま使用するカクテルも普及してきており、見た目や味わいのバラエティは多岐に渡ります。
今回は、人気の素材の一つであるバジルを使ったジンカクテルの中から代表的なものを2つに厳選しご紹介。
サラダやカプレーゼ、マルゲリータなど食材としてのイメージが強いバジルですが、清涼感のある独自の香りはカクテルの素材としても良い働きをしてくれます。
いずれも素材さえ揃えば、創作は難しくないので、おうちカクテルとして試してみるのも良いでしょう。
ジンバジルスマッシュ
フレッシュなバジルを使ったカクテルとして、おそらく最も有名なのがジンバジルスマッシュ。
ドイツ・ハンブルグで2008年に生まれた比較的新しいカクテルながらも、バー業界で最も権威あるアワードの一つ「Tales of the Cocktail」にて“Best New Cocktail”を受賞するなど、新時代を代表するカクテルの一つに挙げられます。
今や世界的な人気を獲得しているこのカクテルは、日本でも認知度が高まってきており、特に先進的なカクテルを提供するバーや、バジルの季節である夏場にはよく見られます。
バジルを“Smash(潰す)”するという名のとおり、バジルの葉をモヒートのようにすりつぶしてから作るカクテルで、その後シェイクをする必要がありますが、レシピ自体はシンプルで、それほど特別な技術を要するわけではありません。
見た目のグリーンさもあってかサラダカクテルとも表現されることもあり、フレッシュなバジルな香りとジンのハーブ香が織りなすフレーバーは新感覚かもしれません。
ジン50ml、バジルの葉適量(1束程度)、レモンジュース25ml、シュガーシロップ15ml
※材料をシェイカーに入れバジルをすりつぶしてから、氷を入れてシェイク
バジルモヒート
日本でももはや市民権を得た人気のカクテル、モヒート。
特に夏場に人気のカクテルですが、基本的モヒートといえばラムがベースであり、また、使用するのはミントの葉です。
そのベースをジンに変え、ミントの代わりにバジルを使用したのが、バジルモヒートです。
こちらは大阪でジンBARを営むBAR JUNIPER Trinityの髙橋さんにオススメいただいたカクテルで、材料がジンとバジルに置き換わったこと以外は、モヒートと作り方は同じ。ジンとシュガーシロップにバジルの葉を加え、簡単にすりつぶしてソーダで満たすだけです。
見た目も涼しげなこちらのカクテル、爽やかな香りが魅力のジンがベースということに加え、バジル特有の甘みを有する清涼な香りも相まって、通常モヒートとはまた異なる味わいを楽しめます。
暑い日にグビグビ飲みたいカクテルです。
ジン30ml、レモンジュース10ml、シュガーシロップ 10ml、バジルの葉適量、ソーダ適量
※ソーダ以外の材料をグラスに入れバジルをすりつぶしてから、氷とソーダで満たす
ぜひおうちカクテルに取り入れてみよう
バジルは数あるハーブの中でもよく知られており、スーパーでも販売されていることが多く、入手は比較的簡単といえます。
ジンバジルスマッシュもバジルモヒートも、自宅で作ることができるカクテルです。特にバジルモヒートは簡単に作ることができます。
バーでこれらのカクテルを味わうことはもちろん、自宅での時間が増えざる得ない時世だからこそ、おうちカクテルにこだわってみるのも良いでしょう。
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