どんなお酒も特徴や良さを知っておくと、味わい深く楽しめるもの。
日本人にとってとても馴染み深いお酒、焼酎。伝統的なお酒として古くから親しまれてきたお酒ですが、意外なことにどんなお酒なのかはあまり知られていません。
そこで今回は、芋や麦、米などの本格焼酎(乙類焼酎)の、特徴と魅力を6つの項目に分けてご紹介!
特徴・魅力① – 芋や麦、米などバラエティが豊か
ビールなら麦、日本酒なら米、といったように多くのお酒は原料が決まっていますが、本格焼酎は芋や麦、米、黒糖、さらにはそばや酒粕など様々な原料を用いて造られています。
原料の違いによって芋焼酎や麦焼酎、米焼酎、黒糖焼酎、泡盛などバラエティ豊かな本格焼酎が存在し、当然香りや味わいなど特徴も異なります。
銘柄の数に至っては、数えきれないほどあり、お気に入りや自分好みの一本を探す楽しみもあります。
特徴・魅力② – 様々な飲み方で楽しめる
本格焼酎のアルコール度数はだいたい25度前後。それほど高いわけでも低いわけでもないため、シーンに合わせて様々な飲み方で楽しめるのは大きな特徴です。
ありのままの香りや味を感じたい場合、ストレートまたはオンザロックで。カジュアルに楽しみたいなら水割りやソーダ割、はたまたお湯割りなど。また、最近では焼酎を使ったカクテルも人気が急上昇しています。
⇒これだけは知っておきたい!「本格焼酎」の定番の飲み方6選
特徴・魅力③ – 食事と一緒に楽しめる
古くから日本の食文化に寄り添ってきた焼酎は、食中酒として日本の食卓に馴染みやすいお酒です。
焼き鳥やおでん、お魚料理など大半の居酒屋料理やおつまみとよく馴染み、組み合わせに困りにくいと言えるでしょう。
水やソーダで割ればアルコール度数が10〜15度前後になり、主張が程よく抑えられるため、食中酒としての汎用性が増します。
特徴・魅力④ – 原料の風味がしっかり感じられる
焼酎は、ウイスキーやジンなどと同様に「蒸溜酒」にカテゴリーされるお酒で、蒸溜という手法で造られているのが特徴です。
蒸溜は、回数を重ねるごとにアルコール度数が高まっていき、お酒の質もニュートラルになっていきます。
世界の蒸溜酒は大半が2回以上蒸溜を行うのですが、本格焼酎の場合、1回のみ。それゆえ原料の風味がしっかり残り、芋焼酎なら芋、麦焼酎なら麦の風味がしっかり感じられます。
⇒芋焼酎ができるまで 〜 独自の製造工程をざっくり紹介
特徴・魅力⑤ – 糖質ゼロ・低カロリー
焼酎やウイスキー、ジンなどの蒸溜酒は、蒸溜の工程で糖質(炭水化物)が消失するため、基本的に糖質はゼロになります。
また、本格焼酎は、アルコール20g(容量換算=70ml)あたりのカロリーがおよそ100kcalと低カロリー。(ビールや日本酒と比較すると1/2の数値)
糖質ゼロ・低カロリーの本格焼酎は、ダイエット中の方や健康的な飲酒を心がける方の味方と言えるでしょう。
⇒芋焼酎など焼酎は糖質ゼロで低カロリー!実はダイエットの味方だった…
特徴・魅力⑥ – どこでも飲める・買える
老若男女、幅広い層に、多様なシーンで親しまれている焼酎は、いつでもどこでも楽しめるのは大きな魅力です。
居酒屋などほとんどの飲食店でオンメニューされている他、コンビニやスーパーなど、お酒が売っているところであればほぼ確実に販売されているため、購入も容易です。
また、その値段は720ml瓶で概ね1000〜1500円前後とリーズナブルで、家飲み用としても焼酎は魅力的なお酒です。
近年は、Amazonなどネット通販でも豊富に扱われており、銘柄にこだわりたい方や重い瓶を持ち歩きたくない方向けの購入手段も充実しています。
今こそ焼酎を楽しもう!
芋や麦、米などバラエティが豊かで、食事とも合わせながら様々な飲み方で楽しめる本格焼酎。
銘柄にこだわってじっくり味わってみたり、居酒屋や自宅で気張らずカジュアルに楽しんでみたり、その日の気分やシーンによって異なる楽しみ方をできるのは焼酎ならでは魅力です。
世界のお酒を嗜むのも良いですが、日本伝統のお酒にもっと触れても良いかもしれません。
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