オーナーはハリウッドの“あの”名優、テキーラ「ドンスエノス」の魅力に迫る

オーナーはハリウッドの“あの”名優、テキーラ「ドンスエノス」の魅力に迫る

テキーラの最大消費国・アメリカでは、有名セレブらがプロデュースするブランドが話題になるなど「セレブのお酒」とも称され、華やかなイメージが浸透しているテキーラ。
中でも今回ご紹介する「ドンスエノス」は、そうしたイメージを象徴するブランドの一つです。
実はこのブランド、「プラトーン」や「メジャーリーグ」などで知られるハリウッドの名優、チャーリー・シーンさんが共同オーナーとなっているのです。
そんな同氏は、今年7月にブランドのプロモーションのため日本に来日。そこで当記事ではイベント取材をもとに「ドンスエノス」の魅力に迫ります。

ドンスエノスとは?

2017年にアメリカの実業家、トレイ・ジママンさんとその妻である日本人のクミコ・ジママンさんが創業したブランド、ドンスエノス。
良質のアガベ(テキーラの原料となる植物)が育つことで知られるメキシコ・ハリスコ州の高地、ハイランド地方で生産され、この地のアガベのみを使用したアガベ100%テキーラです。テキーラとしては珍しく、シングルエステート(単一畑)で栽培されたアガベのみを用いており、厳重な品質管理のもと育てられた最高級品が厳選されています。
栽培から蒸溜、ボトリングと、全ての工程が手作業で行われており、そうしたこだわりの姿勢によって造られるドンスエノスは、すでに各界から高評価を獲得。消費者が審査員を務めるSIPアワードでは全商品がプラチナアワードを獲得。Wine Enthusiast誌においては91ポイントという高得点を獲得しています。

ドンスエノスのボトル

今現在、ブランコとレポサド、アネホの3商品がリリースされている

また、このブランドは慈善活動に積極的なことでも知られ、オーナーの地元フロリダでのハリケーン・イルマの救済活動に加え、エイズの財団やプロジェクトへの寄付、食糧寄付団体への寄付など、ドンスエノスが広まることで世界の誰かが救われるというエコシステムを築いています。
そして2019年の7月、ハリウッドの名優チャーリー・シーンさんが共同オーナーとして参画。国内外で大きな話題となりました。

左からクミコ・ジママンさん、チャーリー・シーンさん、トレイ・ジママンさん

左からクミコ・ジママンさん、チャーリー・シーンさん、トレイ・ジママンさん

チャーリー・シーン&オーナー夫妻が来日!

アメリカ同様に日本でも毎年7/24が「テキーラの日」と定められていますが、その前祝いイベントとして7/15に東京・代々木にてパーティーが開催され、それに合わせてチャーリー・シーンさん含むドンスエノス・ファミリーが来日しました。
代々木でのパーティーでは、チャーリーさんは特別ゲストとして参加。ドンスエノスのブースにてボトルにサインをするサービスを行ったり、記念撮影にも気さくに応じるなど観客を喜ばせていました。

ボトルにサインするチャーリーさん

ボトルにサインするチャーリーさん

また、セミナーではオーナー夫妻とともに自らもマイクを持ち、「ドンスエノスは素晴らしいクオリティーのテキーラ、それを知っていたからファミリーに加わった」などと述べ、ブランドの魅力についても触れていました。
その様子は地上波でも放送されるなど大きな反響を呼びました。

セミナーの冒頭では自らマイクを持った

セミナーの冒頭では自らマイクを持った

一方、この日の夜は、ドンスエノス主催によるチャーリーさんの来日記念パーティーが銀座にて開催。ドンスエノスを使ったカクテルも振舞われるなど、美味しいテキーラと美味しい料理、そしてチャーリーさん含むファミリーが揃い、ドンスエノスの魅力を五感で感じられるようなパーティーとなりました。

ハリウッドスター、そして日本人のオーナー、テキーラを身近に感じさせるドンスエノス

このようにチャーリー・シーンさんという多くの人が知るスターがオーナーとなったことで、ドンスエノスはテキーラカルチャー以外の人も幅広く巻き込める一面を有することとなりました。
それに加え、日本を軸に見れば、このブランドは日本人女性がオーナーである初めてのテキーラブランドでもあります。
(オーナーの)クミコさんは「テキーラは女性にも愛される味であり、アメリカ同様に日本でも多くの女性にテキーラを飲んで欲しいと思っています」と、日本での普及に情熱を見せています。

ドンスエノスのボトル、特別にチャーリーさんのサインが記されている

ドンスエノスのボトル、特別にチャーリーさんのサインが記されている

そうした点を鑑みると、ドンスエノスは、ここ日本でも今まで以上にテキーラを身近に感じさせてくれるブランドになりうると言えるでしょう。
加えてその味わいは、上質な甘味を感じさせる洗練されたまろやかな口当たりで、多くの人に飲みやすいと感じさせる可能性を持っています。
気になった方は、まずは一度味わってみては?

著者:小針 真悟

[LiquorPage運営責任者] お酒の現場を7年経験したのちに独立。お酒の魅力を多くの人に知ってもらうべく、2016年11月に「LiquorPage」の運営を開始。 洋酒から和酒まで幅広い知見をベースに、様々な酒類専門メディアの執筆・編集のほか、酒類イベントの企画運営やWEB制作、プロモーション業にも携わる。写真撮影も行うなど、お酒を通じた様々な制作業を一人でこなす。(ただの酒好き)

関連記事

  1. テキーラの原料 テキーラは意外な「植物」が原料となって作られている
  2. おすすめのレポサドテキーラ おすすめのテキーラ厳選6選【レポサド編】
  3. テキーラの危機 テキーラに危機?米国がメキシコからの輸入品に20%関税方針
  4. ドンフリオはなぜ人気? プレミアムテキーラの金字塔「ドンフリオ」人気のワケと魅力とは
  5. サンフランシスコ生まれの大人気カクテル「“トミーズ”マルガリータ」とは サンフランシスコ生まれの大人気カクテル「“トミーズ”マルガリータ…
  6. アネホなのに透明?ドンアグスティン・クリスタルアネホが日本初上陸! アネホなのに透明?ドンアグスティン・クリスタルアネホが日本初上陸…
  7. テキーラが実はかなり美味しいお酒である5つの理由 テキーラが実はかなり美味しいお酒である5つの理由!初心者向けに簡…
  8. 動画でテキーラを知ろう!テキーラ情報を発信する動画チャンネルをご紹介 動画でテキーラを知ろう!テキーラ情報を発信する動画チャンネルをご…

おすすめ記事

日本一のバーテンダーと行くロンドン・バー巡り - 旅でかきたてられた創造力とは?その集大成カクテルもご紹介 日本一のバーテンダーと行くロンドン・バー巡り – 旅でかきたてられた創造力とは?その集大成カクテルもご紹介

新たな発見や想像しえないインスピレーションを得られるのは、旅の大きな醍醐味の一つ。日本一のバーテ…

日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』後編 - こだわりの蒸溜法と最先端のサスティナビリティとは? 日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』後編 – こだわりの蒸溜法と最先端のサスティナビリティとは?

『ボンベイ・サファイア プレミアクリュ』のカクテルコンペティションで日本一に輝いた加藤晋悟さん(TH…

日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』前編 - アンバサダーが語るボタニカルへのこだわりとは? 日本一のバーテンダーと行く『ボンベイ・サファイア蒸溜所』前編 – アンバサダーが語るボタニカルへのこだわりとは?

青く輝く美しいボトルで知られる『ボンベイ・サファイア』は、日本でも人気のジンですが…その蒸溜所の様子…

人気の記事

  1. あのパーカーポイントが日本酒に!90点以上78銘柄を発表 日本酒版パーカーポイント
  2. ジャパニーズ・クラフトジンが今アツい!話題の4銘柄をご紹介 ジャパニーズ・クラフトジン
  3. 日本でも流行必至!「クラフトジン」の特徴と銘柄まとめ クラフトジンとは?
  4. ウイスキー世界売り上げランキングTOP20 世界ウイスキー売上ランキング
  5. 世界一売れているビールは?2015年世界シェアTOP10を発表! 世界一のビールは?

新着記事

関連記事

PAGE TOP