バーテンダーへの8つの質問 – Modern Mexican CABOS / 東京・田町

最初から「バーテンダーになるぞ！」と思っていたわけではありませんでした。お酒が好きで、人と話すのが好きで、一つの物に込められた人の思いに考えを巡らせるのが好きで、そして何かを作るのが好きで…そんな自分の好きなことを全部やろうとしたら、行き着いたのがバーテンダーだったんです。
本職にしたのは少し遅くて、23〜24歳ぐらいの時ですかねー。新卒で働いた会社をわずか半年で辞めて、「やっぱり私は好きなことをやるんだ！」とバーに飛び込んで本職になりました。

ラム、カシャッサ、テキーラ、ピスコなどのラテンスピリッツが好きです。飲むのはカイピリーニャ、ピスコサワーが好きですね。
作るのはモヒート、マルガリータが好きでして…どちらも作らない日はないかも？笑

ツアーガイド的な添乗員さんがやりたいです。世界中を旅してその先々の魅力を紹介して、その場所にたくさんの人をお連れしたいですね。

どんなにしんどくても、朝の挨拶だけは元気にすることを心がけています。人間なので体調が悪かったり、疲れていたり、精神的にきついこともありますが、その日の最初に人に向けて発する言葉は、必ず明るい声を出すように心がけています。それだけで、良い一日を始められると思うので。

何かに没頭するのが好きなので、映画や読書が好きです。あとは旅行も好きですね！日常と違う世界に行って非日常を体感するのが好きなんだと思います。

カリフォルニアに移住したいですね。それかニューヨーク。田舎の山奥の生まれなので、ビーチと都会への憧れが今でも強いんです。笑

バカルディレガシー 2019(バカルディ社主催の世界的なカクテルの大会)の日本大会のセミファイナルで、ファイナリストに選ばれた瞬間ですね。なぜか私よりも周りの人が嬉しそうにしてくれて、なんなら嬉し泣きしてくれて…本人が泣けないじゃないか！と笑いながらも、たくさんの人に祝福してもらえたことに、これ以上ないほどの高揚感と感謝の気持ちが溢れました。

バーテンダーとして何かしらの賞を…とか、もっとラテンスピリッツやラテンカクテルを広めていきたい、というのももちろんありますが…最終的には100年後のカクテルブックに載っているようなカクテルを作りたいですね。自分がこの世を去った後も自分の軌跡が残っていて、100年後も誰かに作ってもらえて、誰かに飲んでもらえるなんて素敵じゃないですか？