普段お店でどのようなカクテルを飲んでいますか?
ほとんどの方は、中身や味を知っているカクテルしか頼みませんよね。
お店によっては、カクテルの中身(材料)をメニューに載せていますが、そうでないお店の方が多いのが現状。
それから、カクテルのアルコール度数までメニューに載せているお店はほぼありません。
これらを知っていれば、もっと色々なカクテルを楽しむことができるでしょう。
そこで本記事では、多くのお店で飲むことができる、代表的なカクテルの材料とアルコール度数について、ざっくりとご紹介。
バーで飲める本格的なカクテルではなく、どちらかというと居酒屋、ダイニングバーやバル、それに結婚式場などでよくメニューに載っている、身近なカクテルをご紹介していきます。
※カクテルの材料や度数は、お店によって若干異なる場合があります。本記事では標準的な材料を記載しています。
ジンを使用したカクテル
ジンとは、ハーブや果皮などのいわゆるボタニカルが加えられた蒸留酒(スピリッツ)
ジン自体が40度前後なので、カクテルは基本的に10度以上になります。
ジントニック
アルコール度数:10度前後
※トニックウォーターとは、果皮などのボタニカルエキスなどで作られた、甘さと苦さが入り混じる炭酸飲料です。
⇒ジュースとして飲める!トニックウォーターとはどんな飲み物?
ジンバック
アルコール度数:10度前後
他にもラムバックなど〇〇バックは、ジンジャーエールで割られたカクテルを指します。
ジンライム
アルコール度数:30度前後
ジンライムは、ジンの比率が高くなるため度数が高めです。
オレンジブロッサム
アルコール度数:10〜20度前後
ジンを使用する割合がお店によって異なるため、度数にばらつきがあります。
10度前後が多数派ですが、気なる方は「薄めで」とオーダーした方が良いかもしれません。
ウォッカを使用したカクテル
ウォッカとは、大麦など穀物を原料にした、40度以上の蒸留酒(スピリッツ)
ウォッカ自体は無味無臭なので、割りものの味が強くなります。
ウォッカベースのカクテルは、基本的に度数が10度以上になります。
モスコーミュール
アルコール度数:10度前後
ソルティードック
アルコール度数:15度前後
グラスの縁に塩がついています。塩なしのものは「ブルドッグ」というカクテルになります。
スクリュードライバー
アルコール度数:10度前後
ブラック・ルシアン
アルコール度数:30度前後
お酒しか入っていないカクテルなので度数が高くなります。
ラム、テキーラを使用したカクテル
ラムはサトウキビの糖蜜を、テキーラはアガベと呼ばれる多肉植物を原料に造られた蒸留酒(スピリッツ)
ラム、テキーラともに40度前後なので、これらを使用したのカクテルは基本10度〜となります。
キューバリブレ
アルコール度数:10度前後
ラムコークの正式名称です。
モヒート
アルコール度数:15度前後
お店によってレシピにばらつきがあります。
テキーラサンライズ
アルコール度数:10度前後
グレナデンシロップとは、ざくろが原料の赤いシロップです。
リキュールを使用したカクテル
リキュールとは、蒸留酒などをベースに、果物など何らかの風味を加えたお酒のこと。
カシスなどの果実酒やマリブ、カンパリなどが含まれます。
リキュールベースのカクテルは度数が抑えられ、お酒が苦手な方でも飲みやすいものが多い傾向にあります。
スプモーニ
アルコール度数:5度前後
チャイナブルー
アルコール度数:5度前後
ブルーキュラソーとは、オレンジの皮で作られたリキュールを青く着色したものです。
レゲエパンチ
アルコール度数:5度前後
バイオレット・フィズ
アルコール度数:10度前後
バイオレットとは、スミレの花を使用した紫色のリキュールです。
バイオレットではなくジンを使うと、ジンフィズになります。
ファジーネーブル
アルコール度数:5度前後
ディタ・スプモーニ
アルコール度数:5度前後
ディタモーニと略されることもあります。
ワインを使用したカクテル
ワインベースのカクテルは、特に結婚式場ではメニューに載ることが多いです。
キール
アルコール度数:15度前後
結婚式場ではほぼメニューに載っています。
キールロワイヤル
アルコール度数:15度前後
ミモザ
アルコール度数:7度前後
スプリッツァー
アルコール度数:5度前後
トロピカルカクテル
おしゃれなダイニングバーなどでは、トロピカルカクテルもよく見かけます。
マイタイ
アルコール度数:20度前後
オレンジキュラソーとは、ブルーキュラソーの色がオレンジ版です。
ダークラムとは色が黒っぽいラムです。(代表銘柄はマイヤーズ)
セックスオンザビーチ
アルコール度数:20度前後
フランボワーズとは、木いちご(ラズベリー)のリキュールです。
ロングアイランドアイスティー
アルコール度数:25度前後
ホワイントキュラソーとは、ブルーキュラソーの色が透明版です。
材料のわりには、見た目と味が紅茶に似た不思議なカクテルです。
まとめ
ここまで代表的なカクテルの材料と度数についてご紹介してきました。
気になるカクテルは見つかりましたでしょうか?
ご紹介したように、基本的にジンやウォッカ、ウイスキーなどの蒸留酒を使用したカクテルは度数が高めの傾向が。
一方でリキュールやワインがベースのカクテルの場合、度数は低くなる傾向にあります。
なお、ここではより一般的なカクテルのご紹介にとどまりましたが、カクテルは星の数ほどあります。
バーなどで飲める本格的なカクテルについても後ほど記事にしていきますので、ぜひご覧になってください。
それではこの辺で。
以上、「飲食店や結婚式場で飲める代表的なカクテルの材料と度数は?」でした。
⇒バーで飲みたい「ジン」を使った代表的なカクテル8選!
⇒バーで飲みたい「ウォッカ」を使った代表的なカクテル8選!
⇒バーで飲みたい!度数が低い&甘い飲みやすいカクテルまとめ
⇒超人気カクテル「テキーラサンライズ」のレシピと作り方
⇒ワインや日本酒、テキーラなど…各お酒のアルコール度数比較
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