“赤ワインと肉”という定番の食べ合わせ以上に、科学が好相性と判断したジン&トニックに合う料理…お酒好きの方ならきっと気になるのでは?
ジン&トニックといえば、日本ではバーカクテルとして敷居が高く捉えられがちですが、世界的に見れば焼酎の水割りやウイスキーのソーダ割りのようなカジュアルな飲み方という側面もあります。
そんなジン&トニックをもっと日常的に親しんでもらうことができるのでは?と、ボンベイ・サファイアなどを展開するバカルディ ジャパン社が「ジン&トニックに合う料理」を調査。
味博士として知られるAISSY株式会社社長の鈴木隆一さんとともに、味覚センサーを用いながら科学的に分析し、その結果が発表されました。
実はとても身近な“あの料理”が、とても好相性だと判明したようです。
食べ合わせの科学分析とは?
お酒とのペアリング、つまり食べ合わせといつ店では「赤ワインと肉料理」や「ビールと唐揚げ」などが相性が良いというのはよく知られるところ。
双方の美味しさを引き立たせることができ、単体で味わうより特別な満足感を感じられる他、そうした料理を食べる時はワインやビールを飲みたくなるものです。
ではジン&トニックの場合はどうなのか?
今回の調査では、AISSY株式会社が発明した味覚センサー「レオ」を用いて分析。
人間の舌を18の電極によって再現。さらに、複雑な人間の味覚に対応するべくAIを取り入れた、従来の味覚センサーより人間の官能に限りなく近い機器だと言います。
具体的な分析方法については、まずは対象のお酒の味と料理の味を「甘さ(甘)・しょっぱさ(塩)・すっぱさ(酸)・にがさ(苦)・うまみ(旨)」の5つに分類し、それぞれの強弱を5点満点で数値化。
お酒と料理の相性の良し悪しは、特長的な味が異なり、それぞれの味を良いバランスで補完できているかで決まるのだと言います。
つまり、お酒の数値が「甘3点、苦3点」であれば、対象の料理が「酸3点、塩3点、旨3点」といったように、同じバランスでそれぞれが持たない味を補完しあっていれば“好相性”だと言える、というわけです。
ジン&トニックとカレーは相性が良い!その他“あのコンビニフード”も好相性と判明
上記の方法でジン&トニックを分析にかけてみると、「甘3点、酸3点、苦3点」という結果に。つまりジン&トニックは甘みと酸味、苦味で構成されており、これに足りない塩味と旨味が特徴の料理がよく合うということになります。
この条件を満たしているのが、多くの日本人に愛されている「カレー」。
分析の結果、カレーは「塩味3点、旨味3点」という結果になり、ジン&トニックを見事に調和することが分かったのです。
この「ジン&トニックとカレー」の組み合わせを点数化してみると94.8点に。参考までに、よく知られる「赤ワインと肉料理」の組み合わせは94.0点だったようで、それを上回る相性の良さだということが解明されたのです。
さらに調査を進めたところ、コンビニフードとしてもおなじみの「おでん」と「肉まん」はそれ以上に好相性だと分かったのだとか。
出汁の旨味と具材に染み入るしっかりとした味のおでんとジン&トニックの組み合わせは95.7点、豚肉の旨味と塩味の効いた肉まんとの組み合わせは97.2点という結果に。
意外にも、身近な料理たちと相性が良いと分かったのです。
ジン&トニックとの食べ合わせ、一度試してみては?
科学の力を借りた末、ジン&トニックには、程よい塩味と旨味を持つ料理が好相性だと判明しました。
好相性が判明したカレー、おでん、肉まんはもちろんのこと、似た味のバランスの料理をチョイスすることで、より美味しくジン&トニックを味わるかもしれません。
あまりジン&トニックに馴染みがない方や、バーでしかジン&トニックを飲まない方も、一度こうした食べ合わせを試してはみては?
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