5. マルガリータ / MARGARITA
レシピ:テキーラ1/2、ホワイトキュラソー1/4、ライムジュース1/4、グラスの縁に塩(スノースタイル)
おそらく最も有名であろうテキーラカクテル、マルガリータが、昨年より2つ順位を上げて5位に。派生レシピである「トミーズマルガリータ」もTOP50にランクインするなど、その人気は凄まじいものがあり、2017年には、アメリカに続いて日本でも「マルガリータの日」が制定されるなど、今注目のカクテルの一つに挙げられます。
程よい甘さを、グラスの縁にあしらわれた塩がさっぱりと引き締めてくれてます。
⇒サンフランシスコ生まれの大人気カクテル「“トミーズ”マルガリータ」とは
4. ドライマティーニ / DRY MARTINI
レシピ:ジン4/5、ドライベルモット1/5、オリーブ
派生カクテルは数あれど、その本家本元であるドライマティーニが4位にランクイン。「カクテルの王様」とも称され、日本においても、カクテルの代名詞と言っても過言ではないジンカクテルです。
シンプルなレシピと製法で作ることから、バーテンダーによって味わいが異なるともされる奥が深いカクテルで、キリリと締まった洗練された味わいが特徴です。
3. ダイキリ / DAIQUIRI
レシピ:ラム3/4、レモンジュース1/4、砂糖1tsp
2年連続で3位にランクインしたのは、ラムベースのショートカクテルとしておそらく最も有名なダイキリ。19世紀後半にキューバで生まれ、文豪ヘミングウェイも愛したとされています。
ラムの甘さとレモンの酸味が活きたフレッシュなカクテルで、バーラバーなら一度は味わっておきたい一杯です。
2. ネグローニ / NEGRONI
レシピ:ジン30ml、カンパリ30ml、スイートベルモット30ml
マティーニをも上回り、ネグローニがジンカクテルとしては最高位を記録。実は、7年連続で2位の座をキープしている大人気のクラシックカクテルです。
イタリア生まれのこのカクテルには、カンパリやベルモットなどイタリアに縁深い素材を使用。甘苦く深みを感じさせるハーブ様の味わいが特徴です。
近年はクラフトジンのムーブメントもあり、日本でも人気が急上昇している、今味わっておきたいカクテルの一つです。
⇒今世界的にブームのカクテル「ネグローニ」特徴、レシピ、魅力をご紹介
1. オールドファッションド / OLD FASHIONED
レシピ:ウイスキー45ml、角砂糖1個、アロマティックビターズ1dash、オレンジ、レモン、チェリー
1位に輝いたのは、昨年に続いてオールドファッションド。なんと7年連続で1位に選出されており、近年のウイスキーカクテル人気を最も象徴するカクテルと言えるでしょう。
そのままストレートで味わうイメージが強いウイスキーですが、世界のバーシーンでは、カクテルとして味わう飲み方も広く浸透しているのです。
世界的には、今やバーの顔とも言えるカクテルで、お店による味の違いを楽しむバーラバーが多いようです。
なお、ベースには、ライまたはバーボンといったアメリカンウイスキーを用いるのが王道レシピです。
⇒今、世界的にウイスキーカクテルが流行中!人気ランキングTOPはあのウイスキーカクテル?
まとめ
最後に、下記の表にて、ランキングの全50カクテルを基礎情報を添えてご紹介。
(※文字が見にくい場合は画像をタップした上で拡大表示してご覧ください)
なお、全カクテルをベース別に分けてみることで、どのカテゴリーのカクテルが人気かが分かります。
- ジン:13種 ([※カテゴリートップ]ネグローニ/2位)
- ウイスキー:8種 (オールドファッションド/1位)
- ラム:8種 (ダイキリ/3位)
- ウォッカ:6種 (エスプレッソマティーニ/6位)
- テキーラ:4種 (マルガリータ/5位)
- ブランデー:2種 (ブランデークラスタ/30位)
- その他:9種 (アペロールスプリッツ/9位)
上記の結果となり、相変わらずジンカクテルの人気が根強いこと、そして、トップ含め上位に多くランクインするウイスキーカクテルの強さが窺えます。
さて、ランキングを見て、気になるカクテルは見つかったでしょうか?
きっと、まだ飲んだことないカクテルを見つけた方や、改めて飲んでみたいカクテルが見つかった方も少なくないのでは?
ぜひともバーに出かけて試してみてください。
レシピ参考:
2001 THE SUNTORY COCKTAIL BOOK
https://www.liquor.com/
https://www.diffordsguide.com/
http://cocktailrecipe.suntory.co.jp/
https://www.asahibeer.co.jp/cocktailguide/
⇒世界のバーで人気のカクテル・ランキング TOP50 [2020年版] 〜 レシピ付きでご紹介
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